H8開発環境の構築

ソフト無しのボードを購入した場合、自力で開発環境をかき集めて来る必要があります。

その1 cygwinのインストール

cygwinをインストールします。この時makeをインストールするように指定するのを忘れないで下さい。
詳しくはこっちを参照。

その2 H8用のGCCのインストール

僕がコンパイルしたcygwin用のバイナリを置いておきます。秋月のボードについてくるやつよりバージョンが新しいですが、H8 monitorとそのサンプルプログラムについては、どちらのバージョンのGCCでもコンパイル可能だと思います。

これらのファイルをcygwinのルートディレクトリ(デフォルトではc:\cygwin\)に置いて展開します。

$ cd /
$ tar zxvf h8300-hms-binutils-2.13.2.1.tar.gz
$ tar zxvf h8300-hms-gcc-3.3.2.tar.gz

展開したら動くかどうか確かめます

$ cd
$ h8300-hms-gcc -v
(バージョン情報が表示される)
$ h8300-hms-ld -v
(バージョン情報が表示される)

動いたらコンパイラの設定はお終いです。

その3 H8書き込みプログラム

書き込みプログラムも必要なので、みついわゆきおさんのページにあるOpen SH/H8 writerを使わせてもらいます。/usr/local/binに置いておくと良いでしょう。デフォルトの設定ではc:\cygwin\usr\local\bin\が対応しています。


機械研データライブラリに戻る