機械研 H8モニターの使い方

使用リソース

通信用としてSCI0(解放可能)、リセット/GoスイッチとしてNMI端子(解放不可)を占有する。

通信仕様

デフォルトでは次のように設定されている。変更する場合はsio.cを見ること。

数値

頭に0xをつけた数値は16進数、0を付けた物は8進数、それ以外の数値は10進数として扱われる気がする。

コマンド

'l' もしくは 'load'

Sレコードファイル(拡張子は.mot)をシリアル端末から受けとってメモリに配置する。
コマンドを入力すると待機状態になるので、適当な操作でパソコンからプログラムを送信すれば良い。
ESCキーを押すと中断する。

'g' もしくは 'go'

ロードされたプログラムを実行する。

'w' もしくは 'writemem'

メモリに指定された値を書き込む。

'd' もしくは 'dump'

メモリの内容をダンプする。使い方は

 d [address] [length]

である。アドレスと長さは両方省略可能であるが、アドレスのみを省略することは出来ない。 アドレスが省略された場合は前回の続きが、長さが省略された場合は既定値(ほぼ一画面分)が適用される。

'vl'もしくは'viewlog''

直前に実行されたプログラムによって記録されたログを表示する。

'v'もしくは'version'

モニタのバージョンやコンパイル日時などの情報を表示する。

'?' もしくは 'help'

コマンドの一覧と使い方の概要を表示する。


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